近年は学校教室にもエアコンが設置されるようになり、かつて、暖房時に問題視されていた室内空気汚染、特に二酸化炭素濃度の上昇は、冷房時においても問題となってきました。空調・換気設備が整備されてきた一方で、これらを運用する学校関係者の中には建物性能に見合った設備機器の適切な利用方法を理解できていない可能性があります。 そこで、学校施設の利用者にとって実用的な、教室内温熱・空気環境に関する実情と対策に関する調査研究の成果について、「手引き」((一社)日本建築学会 学校空気環境改善WG(現・学校空気環境設計WG監修)を用い、講演及びパネルディスカッションを行いました。
【司会】長谷川 麻子氏(熊本大学大学院自然科学研究科准教授)
【講演】趣旨説明 倉渕 隆氏(東京理科大学工学部建築学科教授)
飯野 由香利氏(新潟大学人文社会・教育科学系(教育学部)教授)
講演資料①のダウンロード(PDF870KB)
山中 俊夫氏(大阪大学大学院工学研究科教授)
講演資料②のダウンロード(PDF1,266KB)
岩下 剛氏(東京都市大学工学部建築学科教授)
講演資料③のダウンロード(PDF1,182KB)
飯野 由香利氏(新潟大学人文社会・教育科学系(教育学部)教授)
講演資料④のダウンロード(PDF681KB)
後藤 伴延氏(東北大学大学院工学研究科准教授)
講演資料⑤のダウンロード(pdf 503KB)
【司会】倉渕 隆氏(東京理科大学工学部建築学科教授)
【パネルディスカッション】趣旨説明 倉渕 隆氏(東京理科大学工学部建築学科教授)
『学校の空気環境の現状と対策』の取組み状況についての評価や、今後の課題などについて、5名のパネリスト(前出講師)がディスカッションを行い、その後、シンポジウム参加者との質疑応答を行いました。